しかし、例えば有名シリーズのテキスト内容が本当に自身の知識レベルに合っているのかなど、購入し実際に学習を始めてみるまでわかりません。また、資格予備校が出版するテキストには、核心部分をボヤかし、結局、資格予備校への通学へと誘導するような〝営業テキスト〟的なものもあると聞きます。
さらには、辞典のようにぶ厚く出題範囲のすべてを網羅するようなテキストでは、労務や社会保険に関する業務経験も知識もない初学者の方にとってあまりにハードルが高すぎてしまい、その知識を自分のものに出来ないまま学習途中で放置してしまう例を多く耳にします。
では、業務経験に知識もない初学者の方は、どのような視点やポイントでテキストを選ぶべきなのでしょうか。
次ページからは、初学者が最適なテキストと出会うための選び方のポイントをはじめ、学習効果を倍増させるサブ教材と利用法、そして、効率的な学習方法に多忙な社会人でも毎日学習時間を確保する方法など、学習範囲の広い社会保険労務士試験の効果的な学習ノウハウやテクニックを紹介してまいります。
社会保険労務士試験の場合、初学者が合格レベルに達するまでには最低でも1年間の学習が必要とされ、また、試験も2、3回(年)の挑戦が当たり前とされている難関の国家資格です。そのためにも、学習のベースとなるテキストは慎重を期して、自身に最適なものを選んで欲しいと思います。 |