まず、ひとつめの「視覚的なわかりやすさ」とは、旧来型の文字が羅列された学術書のような誌面ではなく、図表を多用し効果的にカラーを配置することで視覚的にもわかりやすく編集されたテキストであるということです。
ふたつめの「敷居の低さ」とは、初学者が威圧感を感じる辞典のようにぶ厚いテキストではなく、近年の出題傾向が反映され、かつ合格に必要な情報のみが凝縮されたコンパクトな分量であり、初学者に威圧感を与えることなくスムーズに学習を始められるテキストというわけです。
それら2つのポイントを満たす初学者向けのテキストは書店に存在しているでしょうか。正直言って市販のテキストから見つけ出すことは難しいでしょう。
何故なら、市販のテキストのもっとも重要な目的は〝売れること〟にあり、売れた時点でその目的を達しているからです。つまり、みなさん社会保険労務士試験の受験を目指す方々を、合格まで導く必要はないという姿勢なのです。
ゆえに、試験範囲をすべて網羅する辞典のようなボリュームとなり、「これ1冊でOK!」などという売れやすいキャッチコピーを着けたテキストばかりが書店に溢れているということなのです。 |