復習のマンネリ化脱却法、それは教材をテキストから過去問に替えるのがもっとも効果的です。復習の教材を過去問に替えることで、ただ読んで記憶するだけでなく問題への挑戦意欲が生まれるため、マンネリ感を感じることなく常にモチベーションを高く維持しながら復習を行うことが可能となります。
さらに、過去問に挑戦し不正解になることも脳にとっては好都合です。というのも、記憶というものは、失敗(不正解)と繰り返し(反復学習)により強化され、形成されていくものです。
つまり、より多く不正解となることで繰り返し学習することができるため、結果として正しい知識が脳へと記憶されるということなのです。
また、繰り返し過去問に挑戦した結果、回答スピードが向上することも重要な副産物といえるでしょう。社会保険労務士試験では午前の部が80分で40問、午後の部が210分で70問と、1問当たりに掛けられる時間は2分から3分とかなりの回答スピードが求められます。
正しい知識をストレス無く蓄積でき、かつ回答スピードの向上も望める過去問による復習。これほど前向きな気持ちで復習を行える方法が他にあるでしょうか。特に「復習が大キライだ!」という方は、是非、この過去問を使用した復習を取り入れてみてください! |